「シイタケにしよう!」
先日、NHKの実験番組でチョコレートの特集があり
それを見た私は助手にガッテン流のテンパリングによる
チョコレート作りを提案した。
しかし、それだけだとシンプル過ぎるので、
チョコレートに何か入れよう、ナッツでもどうかしら、
との助手による提案に対する返答が冒頭の台詞である。
「なんだったら、
助手の大好きなシメジにしてもいいんだよ?」
と付け加えてみたものの、その素敵な提案は
――大好きなシメジをそんなことには使わせない!
とのことで、即座に却下されてしまった。
シメジがダメでシイタケがOKな理由はよくわからなかったが
まぁ、これも女心というやつに違いない。
男子たる所長はあえて何も言うまいよ。
母の日にはガーナ、なんてのは誰が言い出したのかは知らないが
おかげ様で近所のスーパーのお菓子売り場にて
1個81円(税込、おひとり様3個まで)で入手することができた。
続きまして、シイタケさんご登場。
みじん切りにして、炒めてゆきます。
そして、先ほどの板チョコを1枚半砕いてボールに入れ、湯煎!
ここで何やら助手がチョコを下唇やや下に当て始める。
「…今、40℃くらいかな」
所長の私も負けじと真似してみる。
「うーん、これは40℃、夏風邪ですねぇ…お薬出しときます!」
「いいから早く残りのチョコ砕いて入れて!」
…はい、すんません。
どうやらお菓子作りは真剣にやりたいご様子。
さすが元プロ、恐れ入ります。
・40℃くらいになったら火を止めて、
残りのチョコを砕いて入れる
・加熱せず、そのままヘラで混ぜて溶かす
はい、キレイに溶けました!
with しいたけ。
そして再び、助手による下唇やや下にチョコを当てる儀式。
「…これで今、30℃。もう形にしてもだいじょーぶ!」
所長の私も負けじと真似してみる。
「ペロッ。うーん、これは…青酸カリ!」
……はい、マジメにやります。
やらせていただきます。
あとはチョコが固まる前に形を整えて
シイタケをまぶしてやれば完成。
↑ 所長・作!
途中で固まってしまい、焦って作ったことが丸わかりの1枚。
まぁ、こんなもんでしょう。
↑ 助手・作。
Oh..ふつくしい…。
実は所長が作りま…痛たたたたたたっ!!!!
冗談、冗談!冗談だから!アキレス腱ツネらないでぇっ、助手ゅぅううう!!!!
ともあれ、さすがですわ!お見事!
ジャジャーン!
というわけで、こちらが本日の主役、しいたけチョコレート!
早速実食してみた感想 ↓
「シイタケの味がチョコレートに殺されて、食感だけが残っている…!」
要するに
刻みシイタケの食感が楽しめるチョコレート。
シイタケを意識すると、ちょっとアレだが
なぁんてことはない。
普通にイケますわ、これ!