お久しぶりです。
目下Twitterで活躍中の所長(@WD_Laboratory)でございます。
Twitterではかなり地味ぃに活動していたのですが、ある時、寝ても醒めても仕事へ行ってもTwitterからの通知でスマホの震えが止まらない事態に陥りまして、震える度に仕事で何かやらかしたんじゃないかと、私も一緒になって震えておりました。
発端となったのはこちらの、ハンドメイドらぼさんの円柱モールドを試した際のツイート。
ハンドメイドらぼさん(@handmade_labo )から念願の円柱モールドが届きました。なんとこの円柱…ドライソーセージと同じ太さ!! pic.twitter.com/yFx3bZ6MkT
— 所長 (@WD_Laboratory) 2016, 1月 14
これを見たハンドメイドらぼさんがリツイートすることで、着火。
んで、火がついた先がこちら。
と、とりあえず肛門激写!(錯乱) pic.twitter.com/QAgItnYUnO
— 所長 (@WD_Laboratory) 2016, 1月 3
…おっと、鶏の丸焼きの際どい写真と間違えてしまった!
電動(歯ブラシ)アシストの成果!歯ブラシ使ってコンパウンドやり直したら、恐ろしいほどピッカピカに! pic.twitter.com/3V0ykr60S6
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
こちら。
この、少し前につぶやいたものが、あれよあれよという間にリツイートされて通知ラッシュという次第でして。
(※個人の感想です)
…でも、ちょっと待っていただきたい。
このつぶやきだけを見て、前後の流れを見てない方は――
「ははーん、要は電動歯ブラシで磨けばええのんね」
――と思っちゃったりするかもしれないが、現実はそんなに甘くなぁいッ。
インデアンウソつかなーいッ。
…はい。
私が使ったのは電動歯ブラシを魔改造したものであって、それは通常の電動歯ブラシではないのです。
でも、どうか安心を。
私は今日もパンツを2枚履いてますし、今夜も靴下を履いたままぐっすり寝るつもりですけれども、そんな誤解は本日限りでサヨナラバイビー。
Say, “バイビー!” …Thank you!
そもそも何故電動歯ブラシを使うに至ったか、というハナシですが、答えは至って簡単。
たったひとつの単純(シンプル)な答え=面倒くさがりで不器用な私では、手磨きがうまくできなかったから、です。成敗!
(左から)昨日の所長作、今朝の所長作、昼の所長作、さっきの所長作。着実に進化しております。 pic.twitter.com/xwG6SsRLXF
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 30
一番右のやつが電動アシスト前のもの。
よくご覧ください。
ほら、もう、なんというか全然透明じゃないし、ぱっとしない感じ。鉛筆に例えるなら…「F」的な?
ちなみに磨きの工程ですが、ダイヤモンドヤスリで大まかに整形した後、耐水ペーパーの400-800-1000-1500-2000とラプロスの6000-8000を経て、タミヤコンパウンドの粗目、細目、仕上げ目で磨きました。
これだけやって報われないのはおそらく私の作業が雑なのだろうと考え、私のような手先が不器用でガサツな素人でも手軽にできる研磨方法を模索しようと思い立ったわけです。めでたし、めでたし、いとをかし。
…ま、助手に頼めば一発でやってのけるんでしょうけれども、それじゃあなんだか悔しいじゃあないですか。
ヒントはぶんぶん丸
私、本業は農業なもので、交流会なんかへ行くといろんな話が聞けたりするのです。
レジンを研磨するにあたっていろいろ調べ、リューターやらポリッシャーやらの存在を知ったわけなんですが、まぁ、ちと高いですよね。
投資と割り切ればそれまでですけど。
そこでリューターの構造を見て、思い出したのが、トマト農家さんの言葉。
このぶんぶん丸ってのはトマトに振動を与えて、トマトの受粉の促進を図る装置なんだが、普通に買うと1万円もするんだ。やってられないだろ?この、スイッチを入れるとブルブル震えるだけの、オトナの(☆アッハーン☆)みたいな装置が1万円だぞ?だから俺は電動歯ブラシを改造して、自作したんだ。これなら1000円もかからんよ。
もう2年以上前に聞いた言葉。
気になったセリフは長期間記憶できるのが、聴覚優位の素晴らしいところ。
これは応用できるかもと思い、駆け込んだ先は近所の薬局。
他が軒並み1000円超える中、税込410円という圧倒的価格破壊!!その名もクリーンソニック!! pic.twitter.com/i4rQSfDtuZ
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
早速開封し、改造開始。
さすがにブラシのままだとアレなので、プライヤーでブラシを引き抜く作業。なんか奥から金属片が溢れてきてますが、まぁ、大丈夫でしょう。 pic.twitter.com/jgHfCEwElj
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
両面テープでメガネ拭きをダイレクト接着!試作品1号完成!(ここまで経費616円) pic.twitter.com/lD5bvR0YgR
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
ところが…
1号、水分でメガネふきが剥離して無事死亡。
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
案の定、所長の不器用スキル(パッシブ)が発動。
そのまま「結果さえ得られれば手段は選ばん!」などと名言を残し迷走。
おわかり頂けただろうか。もはや収拾つかず、ご覧の有り様である。 pic.twitter.com/yRMmZTyHcr
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
この、変わり果てた姿となった試作品2号でコンパウンド研磨をやり直してみると。
電動(歯ブラシ)アシストの成果!歯ブラシ使ってコンパウンドやり直したら、恐ろしいほどピッカピカに! pic.twitter.com/3V0ykr60S6
— 所長 (@WD_Laboratory) 2015, 12月 31
なんと意外や意外、見事透明に!
ふはははは!勝てば良かろうなのだ!
…とまぁ、こんな流れで電動歯ブラシ研磨が成功したのでした。
おそらくもっとスマートなやり方はあるのだろうけれども、私には皆目見当がつかないので、工夫できる方は各々やっていけばよろしいかと思います。
面倒くさがりに始まり、面倒くさがりで終わる、安定のワンダークオリティ。
ひとまず、レジン研磨における電動歯ブラシの使い方のご紹介でした。ちゃんちゃん。
“電動歯ブラシによるレジン研磨” への1件の返信