「庭をハーブ園にしてちょーだい!」
…まーた、始まった。
大方、前日に助手の家の畑を耕したと聞いて
うちも張り合わなければ、と火がついてしまったのだろう。
母よ、今日の息子殿はその耕作のおかげで筋肉痛なのですよ。
ここは貴女専用のお悩み解決ブログじゃないんですから
まだ4記事目であるにもかかわらず
うち半分が母親の一声で始まってしまうと
読者に私がマザコンだという印象を与えかねな(以下省略)。
まぁ、しかし、放置しても
「アンタがやらないから自分でやるわ!」とか何とか言いながら
年甲斐もなく自ら畑を耕し始めて
眩暈で倒れて運ばれるのが目に見えているので、
所長としてはともかく、息子としてはやらんわけにもいくまいよ。
そんなわけで、また、カーテンの隙間から差し込む
朝日を浴びながら、詳細を聞くことにしたのだった。
1. 庭の空いているスペースにハーブを植えてほしい
2. ハーブはなんでもいい
3. 経費は負担します
要約すると、こんな感じである。
植えろという割になんでもいいとか言ってるあたり
丸投げ感丸出しで逆に清々しい感じである。
実際に現場に行ってみると
そこには庭と呼ぶには若干怪しい具合で
荒れ地が広がっていた。
うちは共働きの家庭なので、仕方がないといえば仕方ないのだが
中途半端にやってそのまま放置してあるのが
物悲しさを後押ししているようにも見える。
なんであれ、そこにハーブを植えたいと仰るのであれば
整地が必要な気がしてならない。
ハーブに関して、土はそんな気にしなくてもいいようなことを
誰かに言われたよーな気もしないではないのだが
せっかくなので、やってみようと思った次第。
ひとまず、助手とともにホームセンターへ行き
「ペパーミント」*3(計594円)
「スペアミント」*3(計594円)
「ハーブの土」(315円)
…を購入。
家に戻って剣先スコップで荒れ地の一角を掘り
祖母が持て余していた、去年の「鹿沼土」の残りを7割程投入。
そして残りの3割に「ハーブの土」とやらを上から投入し
いきなりそこへ苗を定植!
(※何ら根拠に基づいて行動しておりません、ご注意ください)
あとは助手に小石で仕切りを作ってもらえば…
よしっ、完成!
独断でやってのけた故、多少の不安は残るところであるが
…あとはしばらく放置して様子を見るとしよう。
何かが起こる、その時まで、アディオス!