しりとりクッキング対決

私も助手も、互いに実家暮らしであるが故
奥様方の聖域たるキッチンを易々と借りるわけにもいかず
料理対決の方向に話を持って行くのは
これまでなるべく控えていたのだが
遂に私は平目板、いや、閃いた。

ターン制にすれば解決するんじゃあないか、と。

早速助手をけしかける、の巻

所長
料理でしりとりしようぜ!
(唐突過ぎる提案)
助手
えーと…実際作るってこと?
(慣れつつある対応)
そう、作った料理名でしりとりするのさ
いいね、面白そう!

しりとりクッキング基本ルール

1. 料理は自作であること。

2. 料理の種類は問わない。
  スイーツでもドリンクでも構わないが
  相手を味で納得させられるものであること。

3. 「ユーリンチー」の場合は「チ」
  「いちごパフェ」の場合は「エ」を採用する。
  「ベニショウガ」の場合は「ガ」もしくは「カ」でも良いが
  「のしいか」の場合は「カ」のみの採用とする。

試合開始

先攻はいただいていくぜ!

2015-09-13 13.18.46

生チョコの「コ」
もしくはチョコレートの「ト」ね!
おぉー!自分で作ったの!?
そらそうよ!
…ココアパウダーは?
え…?
そんな上等なもの、ウチにはありません!
気泡すごい入ってるけど
生クリームとチョコ合わせるときに
結構混ぜたんじゃない?
…はい、混ぜました…
(しかも烈火のごとく)
生クリームは沸騰直前に(以下省略

決意表明

先攻。
何もかもが自由に選択可能な状態で
あえて元パティシエに正統派スイーツで挑んだのは
さすがに無謀だったようで
次からは非正統派に徹しようと
心に決めた所長なのであった。

ふふふ…
今度生チョコ作る時は
豆腐でも混ぜてみるか…

赤ワインのグラニテ

助手
所長が作ったスイーツが食べたいっ
所長
あ、おう。わかったよ。

即答してやると、助手はなかなかに驚いた顔をしたが
何も驚くことは無い。

時を遡ること約8年前。
大学進学に伴って一人暮らしが決定した私は
高校卒業までの僅かな時間を利用して
図書室にこもり、料理本を黙々と漁っていた。
なんてことはない、ただのぼっちの日常である。

一人暮らししたら、好きな料理を毎日食べるんだ!

母は料理が苦手な人だった。
料理の王道、カレー。
それを作るのに母はしばしば失敗した。
息子としては、働きながら料理を作ってくれるだけで
感謝だったが、やっぱり、たまに、ほんの少しだけ
モヤモヤすることがあった。

読んだ本はおおよそ20冊にも及んだが
そのレシピに魅力を感じなかったり
作り方が難しかったり(揚げ物など)
何かしら因縁をつけながら厳選していたものだから
ノートにコピーを切り貼りしたレシピは
わずか10ばかりであった。

っていうか、C●●KPADで検索すりゃ良かったんじゃないの?
当時はまだそんな時代じゃなかったの。

仮にそんな時代であったとしても
当時の私は機械音痴だった故
そのサイトに辿りつけたかどうか怪しいところである。

今となっては、あの母ですら
献立に迷った時はC●●KPAD先生を利用しているというのだから
恐ろしい世の中になったものである。
(自己流アレンジを加えて失敗するところも相変わらずだが)

ともあれ、そのノートにあったレシピのひとつが
「赤ワインのグラニテ」というわけで、本題突入である。

赤ワインのグラニテ

分量はすっかり記憶から抜け落ちてしまったが
作り方は至って簡単。
赤ワインに砂糖を入れて加熱し
砂糖が溶けたら火を止めて
冷凍庫に放り込んで時々混ぜれば完成だ。

母の息子
フルーツハーブでも入れてみるかな…

2015-07-28 17.34.43
ワインを200ml鍋に入れまして

2015-07-28 17.36.58
砂糖を40g…あら、ちょっとオーバー。まぁいいか…

2015-07-28 17.35.05

2015-07-28 17.39.23
blue bottoleのハーブティーを投入…

2015-07-28 17.41.23
続きまして、レモン果汁!

2015-08-02 11.26.17
冷やしてかき混ぜて完成!
この後運転するので、味見はできません!
はてさて、評価は如何に!?

元パティシエ、助手殿の評価

赤ワインのふわっと感がちょっと苦手だけど
普通に美味しい!
なんか食べるのもったいない!

復活のシャリアピンステーキ丼

ソチオリンピック開催中に”金”を取った!などと
身内で盛り上がっていたのが
ちょっぴり懐かしく思えるようになった
2015年4月(手術より1年と2ヶ月が経過)。
私こと所長は無事、社会人として農業界に復帰した。

何事もそうではあるが
初めのうちは不慣れなもので
全身の筋肉が悲鳴を上げていたのだが
ここへ来てようやく身体が慣れてきたらしく
ブログを書こう、と思える程の余裕が
出てくるようになってきた。

しかし、働き始めたことで
研究費用は以前より豊かになったものの
いかんせん時間がない。

…そうだ、助手にひと頑張りしてもらうとしよう

 d0749a71d946d1f81ff6b7f5367bf999_s

体重が増えない!

こちらは私の最近の悩みである。。
復帰前67㎏あった体重は2ヶ月で6㎏減。
体脂肪率に至っては6.0%ときた。
ここまでくるともはや驚異、というより脅威であり
このままではいつ農作業中に倒れてしまってもおかしくない。
そこで、今回助手にこの悩みを解決する一助となってもらうべく
手料理をお願いすることにした。
 577832dc7468f458386ab3e2eefb8a59_s
 18872c817882e2be99e25bcfc4ba846a_s

お題:シャリアピン・ステーキ

— 以下、引用 —
シャリアピン・ステーキとは、
牛肉を使ったマリネステーキの一種。
1936年(昭和11年)に日本に訪れたオペラ歌手、
フョードル・シャリアピンの求めに応じて作られた。

日本以外の地域ではほとんど知られていない、
日本特有のステーキ料理である。

当時歯痛もしくは入れ歯の不具合に悩まされていたシャリアピンの、
柔らかいステーキが食べたいという欲求に応えて、
帝国ホテル「ニューグリル」の料理長だった筒井福夫により考案された。

肉を柔らかくするために
よく叩いて薄くした牛肉をタマネギのみじん切りに漬け込む料理法が特徴である。

— 引用ここまで —
「”シャリアピン・ステーキ”」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
“2015年5月17日 (日)” UTC
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%AD

 4347e64884773991d583f00468bb21fe_s

そもそも一般ピーポーの私が
シャリアピン・ステーキなどというハイカラ料理を
普段の生活で知る機会があるはずもなく
どのように知ったかというと
なんてことはない、単なるアニメの影響、という
いたたまれないほど今ドキな事情である。

要はステーキ肉をタマネギで軟らかくしたものを
丼モノ料理としていただくことで
ウェイトアップの原則であるところの
「米」と「肉」を一度に摂取しようという作戦!

当該のアニメ作品では
シャリアピンソースに赤ワインを用いて味付けし
ステーキを乗せるご飯にも、練り梅を混ぜることで
後味をさっぱりとさせる工夫が施されていた。
それを真似て作るのもいいとは思うのだが――――

でも、ステーキ肉って半額シールついても1100円とかするよ!?(助手)

そうか…それなら、予算は700円としよう!(所長)

…!?

教科書通りに料理をやるなら
どこぞのグルメサイトにでも任せればいい。
だが、ここはC●●KPADではないのだ。
観客を沸かせるほどの”変化球”でなくては
Wonder Laboratoryとしてやる意味がないじゃあないか。

助手 vs シャリアピンなんとか

助手のことだから1カ月くらい悩むんじゃないかと
心配していたのだが、それから数日の後
助手から経過報告が送られてきた。

【助手の購入品リスト】
・赤ワイン
・ステーキ用牛サーロイン
・鴨ロースの燻製

…ふむふむ、なるほど、そうきたか…。
いや、でもちょっと待ってほしい。

いやこれ、700円余裕で越えてるよね!?

どうみても1000yenオーバーの面子である。
それとも何か予想の斜め上をいく秘密が隠されているのだろうか!?

んー、でもねー

ステーキ肉は結局ひとりで食べちゃったし…

赤ワインは使うのやめたよ!

Oh…

 162d077c60a18c720cae1c5060eb4a9f_s

使用しなかった赤ワインが数日以内に
助手母によって消費されるであろうところまで
まるっとすりっとお見通しである。

ともあれ、実質的に助手が
シャリアピンステーキを作るために購入した食材は…

・鴨ロースの燻製(398yen)

ただひとつということになる。
これにはさすがの所長もびっくりである。

助手流 鴨ロースのシャリアピンステーキ風丼

まずは結果からご覧いただきたい。
こちらが今回、助手より提出された回答である。
生憎と時間が合わず、タッパーでの提出となってしまったが
忙しい所長のために、弁当のおかずを意識したとのこと。

2015-06-12 19.28.22

加工された鴨肉の上に踊るのは
タマネギ、とシメジ…だろうか。
いや、間違いない。
助手の料理にシメジが入っていなかったことなど
かつてないのだから。

仕事終わりにレンジでチンして
早速ご飯の上に乗せてみると

2015-06-12 20.00.21

おぉ、なんだかそれっぽいぞ!
いただきます!

 384182e2a156d34a26a54a13a1d1460e_s

うまっ!?何これウマっ!?
ご飯が止まらない!

加工品故に予め味付けされた鴨肉が
肉を軟らかくする目的を清々しい程に忘れたタマネギの旨みと調和し
さっぱりとした味わいに仕上がっている。

しかし、ご飯に細工は無い。
私が自宅の炊飯器からよそったのだから当然だ。
と、なるとこのさっぱり感は一体…?

正解はポン酢

助手が赤ワインを封印した理由はそこにあったようだ。
弁当というスタイル故にご飯に細工ができないと踏んだ助手は
ソースでさっぱり感を出すためポン酢を使用し
それによって「タマネギ」「シメジ」「ポン酢」という
一般家庭ならストックし得る低価格食材&調味料で
シャリアピンソースを実現したようだ…

如何に安く、そして手軽にできるか。
これぞ助手流アレンジ!

お見事!
それをシャリアピンステーキ丼と呼べるかはともかくとして
シャリアピンステーキ丼と向き合って
このような手軽で美味しい品を作り上げたのは
おそらく助手が初めてに違いない。
Wonder Laboratoryのツボをよくわかってるじゃあないか。
さすが助手。
なんだかんだ、結構天然なところもあるが…

やっぱり助手はサイコーだぜ!

 53873c3477a7033ecfa58720ff58564b_s


2.6リットルのハードグミ(生産編)

ハードグミ(1人前)

 ・オランジーナ1.2L入:2本
 ・ミニッツメイドオレンジ350ml入:1本
 ・粉ゼラチン65g入:5箱
 ・クエン酸:適量

作り方

 では、実際に作っていくとしよう。
 我が家は一般家庭なので
 2.6Lものジュースを沸かす鍋が無い。
 そこで、3回に分けて作ることにした。

【1回目】
 鍋にミニッツメイドオレンジ200mlと
 オランジーナ670mlを入れ、火にかける。
 (※沸騰までの間に、ボウルにゼラチンをあけておく)
 沸騰したら、ゼラチン108gを
 混ぜながら少しずつ加える。
 お好みでクエン酸も投入し、器に移して終了。
 (※個人的にはスプーン4杯くらいがベスト)

【2回目】
 鍋にオランジーナ870mlを入れ、火にかける。
 以下、同文。

【3回目】
 鍋にオランジーナ860mlを入れ、火にか(略

【参考写真】
2014-11-14 13.40.57
2014-11-14 13.41.03
2014-11-14 14.15.01
2014-11-14 14.21.35

あとは冷やして固めれば完成!!


2.6リットルのハードグミ(準備編)

11月15日は友人の誕生日である。
かれこれ15年の付き合いとなる彼に
いつもの質問をぶつけてみた。

Q.最近ハマっているものは?
A.ハードタイプの(噛みごたえのある)グミ

その瞬間、彼へのプレゼントは
26歳になぞらえて
2.6リットルのハードグミに決定したのだった。

何をどうしたらいいのか

菓子製造の専門家である、助手殿に
ハードグミの作り方をアドヴァイスしていただいた。

熱したジュースとゼラチンを8:1で混ぜればできるよ!

なんだ、結構簡単じゃないか。
ジュースに関しては
彼が『オランジーナ』が好きであるということを
既に調査済みである。
つまり、今回の場合
材料は以下の通りとなる。

【ハードグミ(1人前)】
・オランジーナ1.2L入:2本
・ミニッツメイドオレンジ350ml入:1本
・粉ゼラチン65g入:5箱
・クエン酸:適量

ミニッツメイドの実際の使用量は
350mlのうちの200mlのみ。
全部揃えると、3000円弱となった。


青リンゴゼリー(2.6リットル)

3人目のメンバーであるHawkA(研究員)との出会いは
かれこれ21年前、5歳の時になる。
お着替えしないことで有名だった彼は
その日も体操服から通常服に着替えることをせず
教室の隅でうずくまっていた。

「おまえ、こどもはそとであそばないとだめなんだぞ」

そう言って、私は彼を外に連れ出した。
以来、なんだかんだ21年経って今に至る。

そんな彼が、本日10月11日
26歳の誕生日を迎えることとなった。
聞くまでもなく、彼の好物が
青リンゴゼリーであることは百も承知である。
そして社会人となってからは
どうにもロマンを追求しているようなので
誕生日プレゼントのコンセプトは考えるまでもなく
「ロマンに溢れた青リンゴゼリー」となった。

2014-10-10 13.03.47

はい、準備完了。
容器として用意したのはプラスチック製の漬物樽。
助手いわく、これに直接熱湯を注ぐのは危険なので
鍋にゼリーの素と熱湯を入れた上で
粗熱をとってから容器に移すこととした。

2014-10-10 13.10.50

2014-10-10 15.29.27

2014-10-10 15.29.55

完成!
内容量は26歳にちなんで、2.6リットル!
説明書によると、
通常は約100ml容器に作るそうなので
単純計算で26倍の大容量お得パック!
バケツで青リンゴゼリー。
これぞ男のロマン、に違いない。
たぶん。

仕事の都合で、直接会えるのが
11日の午前1時しかないということで
半分以上眠った状態で
当該時刻に漬物樽を持って本人宅へ。
深夜に変な樽を抱えてフラフラと大通りを歩く私の姿は
おそらく周囲の目には奇妙に映ったことだろうが
なんとか通報されずに辿り着くことができた。

「誕生日おめでとう!」

暗闇でそれを受け取ったHawkA氏。
フタを開けるなり満面の笑みを浮かべ
フタを一旦閉じ、さらにもう一度開けて、爆笑。

うむ、その笑顔が見れて、私は満足である。
さぁ、寝なければ。直ちに。
翌朝早くに出勤することになっていた私は
彼に再び祝いの言葉を投げかけつつ
足早に来た道を引き返したのだった。
めでたしめでたし。


ドライ取り遅れオクラ調理第1回戦

先日、晩御飯にオクラが何かしらの液体に
浸されて出てくることがあったので
母にその調味液の作り方を聞いてみた。

「え?プロだしにすりおろしたタマネギを入れただけよ」

んん…?
プロだしってもしや…

いや、私はわかりますとも「プロだし」。
お馴染みですもん。
アレでしょ。
白山比咩神社の脇にある
「くろゆりの里」だったかで
あの、ペットボトルで売ってるやつでしょ!?
初詣行ったついでによく買ってるもん。

でもそういえば…
スーパーで見た覚えが無い!!!

いくら見たものを記憶する力が弱いといっても
7年間いた北海道でも見た覚えがない!と断言できる。
現にその名を聞いたのもたぶん8年ぶりくらいである。

調べてみると、このプロだし
超ローカルな一品。
にも関わらず、地元での愛されようが半端ないもので
よくよく考えてみるまで
それがローカルであることに気づかないほどであった。

これじゃあ取り遅れオクラ普及委員会として
世に送り出すにはちとローカルすぎるじゃないか!

※プロだしについて

いわゆる「だしつゆ」なのだが
愛用者の母いわく、
「プロだしを使ったらもう他のだしつゆは使えない」
のだとか。
何の宣伝だ。

ともあれ
やっぱり食べてみるのが先でしょうというわけで

DSC_0410

こちらがその、プロだし+すりおろしタマネギに1晩浸した
乾燥取り遅れオクラ。

早速試食!

……………………
……………
………

うーん、味のついた木の皮食ってるみたい。
見た目でなんとなく予想付いたけど
やはり食べるにはちょっと無理があったかしら…

17点!(※100点満点中)

挑戦は続く!

プロだしが気になった方は
「プロだし 吉田屋」で検索するとでてくると思います。


【 所長にメッセージを送ってみる 】
▽ お名前 (必須)
 
▽ 内容
 
 ※ ご意見・感想等ありましたら、お気軽にどうぞ。


しいたけチョコレート

 「シイタケにしよう!」

先日、NHKの実験番組でチョコレートの特集があり
それを見た私は助手にガッテン流のテンパリングによる
チョコレート作りを提案した。

しかし、それだけだとシンプル過ぎるので、
チョコレートに何か入れよう、ナッツでもどうかしら、
との助手による提案に対する返答が冒頭の台詞である。

 「なんだったら、
  助手の大好きなシメジにしてもいいんだよ?」

と付け加えてみたものの、その素敵な提案は
――大好きなシメジをそんなことには使わせない!
とのことで、即座に却下されてしまった。
シメジがダメでシイタケがOKな理由はよくわからなかったが
まぁ、これも女心というやつに違いない。
男子たる所長はあえて何も言うまいよ。

DSC_0303

母の日にはガーナ、なんてのは誰が言い出したのかは知らないが
おかげ様で近所のスーパーのお菓子売り場にて
1個81円(税込、おひとり様3個まで)で入手することができた。

DSC_0299

続きまして、シイタケさんご登場。
みじん切りにして、炒めてゆきます。

DSC_0300

DSC_0302

そして、先ほどの板チョコを1枚半砕いてボールに入れ、湯煎!

DSC_0304

ここで何やら助手がチョコを下唇やや下に当て始める。

「…今、40℃くらいかな」

所長の私も負けじと真似してみる。

「うーん、これは40℃、夏風邪ですねぇ…お薬出しときます!」

choko1

「いいから早く残りのチョコ砕いて入れて!」

…はい、すんません。
どうやらお菓子作りは真剣にやりたいご様子。
さすが元プロ、恐れ入ります。

 ・40℃くらいになったら火を止めて、
  残りのチョコを砕いて入れる

 ・加熱せず、そのままヘラで混ぜて溶かす

DSC_0305

はい、キレイに溶けました!
with しいたけ。
そして再び、助手による下唇やや下にチョコを当てる儀式。

「…これで今、30℃。もう形にしてもだいじょーぶ!」

所長の私も負けじと真似してみる。

「ペロッ。うーん、これは…青酸カリ!」

choko1

……はい、マジメにやります。
やらせていただきます。

あとはチョコが固まる前に形を整えて
シイタケをまぶしてやれば完成。

DSC_0306

↑ 所長・作!
途中で固まってしまい、焦って作ったことが丸わかりの1枚。
まぁ、こんなもんでしょう。

DSC_0307

↑ 助手・作。
Oh..ふつくしい…。
実は所長が作りま…痛たたたたたたっ!!!!
冗談、冗談!冗談だから!アキレス腱ツネらないでぇっ、助手ゅぅううう!!!!

ともあれ、さすがですわ!お見事!

DSC_0308

ジャジャーン!
というわけで、こちらが本日の主役、しいたけチョコレート!
早速実食してみた感想 ↓

「シイタケの味がチョコレートに殺されて、食感だけが残っている…!」

要するに
刻みシイタケの食感が楽しめるチョコレート。
シイタケを意識すると、ちょっとアレだが
なぁんてことはない。
普通にイケますわ、これ!


【 所長にメッセージを送ってみる 】
▽ お名前 (必須)
 
▽ 内容
 
 ※ ご意見・感想等ありましたら、お気軽にどうぞ。


ドライフルーツ(キウイ)

2か月以上前に、とある農家さんからいただいた
たくさんのキウイフルーツ。
お父さんが朝食べるから、大丈夫!と言って
冷蔵庫にしまわれたまま目撃証言が途絶えているようですが
実際のところ、いかがでしょうか?
――私は冷たい口調で母にそう尋ねた。
その後もしばらく問答が続いたが、遂に観念した母は冷蔵庫を指差して
「あそこに埋めました」と自供した。
捜索隊による決死の捜索の結果、
トマトジュースのビンに潰される形で収納されている
キウイフルーツ群を発見。

DSC_0066

新鮮だったはずのキウイフルーツは
ステンドグラス風に加工しないと
ブログに載せられないまでに変わり果ててしまっていた。
ひとまず、中から生きている奴を救出。
絞らずしてジュースになっている奴もいた。
まったく、遺族の方にどう顔向けしたものか。

micha

助手であらば即刻ジャムにしてしまうのだろうが
私にそんなスキルはないので
記事のタイトルにあるように、ドライフルーツに挑戦すべく
向かった先は いつものホームセンター。
乾燥干しカゴだかそんな名前のやつを630円で購入。
(漬物コーナー付近で発見)
台所に戻り、作業開始。

1. キウイを輪切りにする。

2. 皿に載せて電子レンジで加熱。
(私好みの厚さだと、600W 1分40秒くらいでいい感じでした)

DSC_0067

3. 干しカゴへ。

DSC_0068

うーん、すごい光景。
以上を気が済むまで繰り返せば、完成である。
あとは時が過ぎゆくのをただ待つのみ。

DSC_0107

4日後。
デデーン!完成!

DSC_0112

気になるお味は…?
「干した布団の味!」
太陽の恵み最高!
あと、酸っぱい!
見た目と裏腹にジューシーで、皮ごといける!
(※個人の感想です)

kuru

しかし助手、断固としてこれを拒否。
どうやら彼女は、干した布団の香りがダニの死骸から発せられるものだという
都市伝説を信じてしまっており、乾燥キウイに手を出せないご様子。
こんな美味しいものを、もったいない!

はい、では最後に母より反省の弁を述べていただき
この記事を締めくくろうと思います、どうぞ。

母「次はバナナがいいなっ」

okoto


【 所長にメッセージを送ってみる 】
▽ お名前 (必須)
 
▽ 内容
 
 ※ ご意見・感想等ありましたら、お気軽にどうぞ。