試験管栽培概論

試験管を使って何か栽培できないかと
突発的に思いついてしまったので
早速ネットで調べてみたのだが
「シリンダーガーデン」というものが
既に世に存在しているらしい。
個人でできるレベルなのかはさておき
少なくとも、理論上は可能であるようだ。
http://www.digimoba.com/products/cylinder/cylinder.html

写真をみる限りでは、シリンダーガーデンの容器は
平底試験管を採用している模様。
確かに試験管には違いないのだが
個人的には丸底試験管の方が馴染み深い。
ならば私は実験用の試験管をそのまま使って
イチから取り組んでやろうじゃありませんか!

はてさて、ガーデニングに明るい方なら
すぐに行き着くと思われる、試験管栽培における大きな壁。
それは、排水問題。
もし仮に試験管にそのまま土を入れて栽培したとすると
底の方に水がたまり、根を腐らせてしまうのだ。

通常の植木鉢なんかは底に穴が空いていて
土の表面から浸透してきた水が
そこから出ていく仕組みになっているが
ただの試験管にそんな穴が空いているわけもなく
排水不要なシステムを考えなければならない。

とはいえ、全くアテがないわけでもない。
土の代わりに水を用いる水耕栽培ならば
試験管栽培と同様の課題を抱えているのではなかろうか、
との思いから、ヒントを探しにホームセンターへ。

やってきました園芸コーナー。
水耕栽培関連グッズのパッケージを見る限りでは
底にゼオライト(根ぐされ防止剤)を敷いて
その上にハイドロボールと呼ばれる土の代替物を入れて
排水対策としているようだ。
その技術、いただきます!
というわけで

上層:土(20%)
中層:ハイドロボール(50%)
下層:ゼオライト(30%)

という感じでファイナルアンサー。
土から染み出した水分が
排水性の高いハイドロボールを通って底にたまり
ゼオライトによってその水質が浄化されるシステム。

いかにもド素人な発想なのかもしれないが
これ以上はどうしようもない。
あとは実際にやってみて学ぶとしよう。

それでは面倒な理論はここらにしておくとして
さっさとやってしまおうじゃありませんか!
実践編へ続く。


【 所長にメッセージを送ってみる 】
▽ お名前 (必須)
 
▽ 内容
 
 ※ ご意見・感想等ありましたら、お気軽にどうぞ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。