ズッキーニの定植と施肥

はてさて、すっかり遅くなってしまいましたが
4月28日に助手の家の畑に出向いて
0.7M*5Mのスペースにズッキーニを7本植えさせていただきました。

p.Hを上げるために、てきとーに石灰を撒いて
てきとーに畝(うね)を立ててみた流れで
てきとーに肥料を撒こうとも思ったが
施肥(せひ;肥料をやること)を間違えると
成長に悪影響を及ぼすおそれがあるので
一応ちゃんとやってみることにした。

「元肥は10aあたりNを12kg撒いてください」

と、手持ちの教科書には書いてあるが、順を追って整理してみると
元肥(もとごえ)とは、最初にまく肥料のこと。
10a(アール)は100M*10M=1000M^2(1000平方メートル)。
Nは窒素のことで、これを12kg撒きなさいよ、と書いてあるわけだ。

ちなみに、手持ちの肥料は「有機入り8-8-8」(内容量:20kg)というもの。
8-8-8という数字は左から窒素・リン酸・カリの成分量(%)を示している。
ああ、なんだか説明してて難しくなってきた。

計算がメンドクサイという方は
「有機入り8-8-8」をズッキーニの元肥として使う場合
1M四方あたり150g撒けば大丈夫な計算と
憶えていただければ幸いである。
私も面倒臭がりなので、自前で計算アプリを作って
スマホに入れて持ち歩いている。

その自作アプリによると
今回の場合は「有機入り8-8-8」を525g撒けばよいとのことで
念のため計算式を書いてみると

0.7*5/100=0.035(a);栽培面積
0.035*12/10=0.042(kg);栽培面積あたりのNの必要量
0.042/0.08=0.525(kg);施肥量

ここまで堂々と書いてみたが
間違っていたらすごく恥ずかしい///

以上が、窒素だけを考えてみた場合の施肥計算で
教科書にはリン酸を初めに多く撒いといた方がいいようなことが書かれているが
家庭菜園だし、まぁいいでしょう。
土壌分析もやってないことだし。

そんなこんなでズッキーニ。
定植直後の様子がこちら。

DSC_0270

北海道ではあまり見慣れない風景(?)。
夏野菜の定植時、温度を上げるために肥料の袋を被せるそうで
周りの人たちに倣ってやってみましたよ、と。
風通し悪そうなので実はすぐ外しましたけど。

というわけで、マジメに農業記事でした。


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