1回戦は強度に負けてしまったので
対策を立てての2回戦。
助手は此度も仕事のため、不在。
ともすると、
今回もおそらく負けるのだろうが
『工夫と発想の男』と
助手から慕われている身としては
少なくとも、『手先』を度外視した部分、
すなわち設計図くらいはこの戦いで
練り上げなければなるまい。
近所の手芸店で新たに購入したのは
『バネホックボタン』と呼ばれるもの。
よく衣服等にもついている
何の変哲もないボタン的な素材である。
あと、皮も新たに購入。
とりあえず取り組んでみるスタイル
練り上げる、とは言ったものの
私は助手のように
脳内で空間を組み立てたりはできないので
実践する他は無い。
まずもって前回を省みることとして
幅を包丁ぴったりに合わせてしまったがために
引き抜く際にバッサリ斬れてしまったので
幅と長さにゆとりをもたせてみた。
さらに、テストも兼ねて
1回戦の切れ端を出してきたかと思ったら
ハトメ&ボタンを無駄に連打して固定。
ここでさすがの貫録と言うべきか
裏表を間違えて固定するミスを犯す。
続いて、防刃対策。
6年ほど前に北海道の100均で購入した
布の切れ端を4重に織り込んで
皮に縫いつけてみた。
あとは糸で皮の端を縫いつけてやって
完成!
おっと、具がはみ出してしまった。
助手がいたら隣で発狂していたことだろう。
バレないように切除しておこうっと。
はてさて、ベルト固定タイプの包丁入れということで
畑で実際の使い心地を試してくるとしますか。