鼻歌をGaragebandで打ち込む

前回、iPhoneで取りこんだ助手の鼻歌を
今度はMacに運んで、Garagebandを起動。

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んでもって、予め用意しておきましたこちらで
(※KORG USB MIDIキーボード microKEY-25)
楽譜を音にしていこうという算段。

 

母「呆れた…!またそんなオモチャ買って!」

 

ただのオモチャではない。
何かしらインストール関係の設定がいるのかと思いきや
USBに挿しただけで鍵盤入力可能というスグレモノである。

 

母 「ホント、そういうところ父さんに似ちゃって!!」

 

やれやれ。
それは確かに自分でもそう思うけれども。

 

私 「いや、しかし母さんには感謝してるんだよ」

母 「なんで?」

私 「幼いころにピアノを習わせてくれたおかげで
今、こうしていろいろ役立ってるわけだし」

母 「あら、そうなの?
ふん…まぁ別に好きでやってるならいいけどね」

 

ツンデレ乙。
母のアタックをかわしたところで
作業開始。



とりあえず、メロディ部分はこんな感じに。
あとは、ドラムやら伴奏やらが必要になるらしいが…
…勉強せねば。


鼻歌を楽譜に

「♪おし~りフ~リフ~リ~」

助手よ、もしやと思うのだが
そのフレーズから察するに、
いや、ほとんど原形をとどめちゃいないわけだが
その歌らしきものの元は
『上海ブギウギ』だったりするのかい?

「そだよー!でももう私のオリジナルだもん!」

なるほど。
どうやら上海ブギウギを歌おうとして
思いだせず、なんとなく覚えていたフレーズを
口にしてみたらオリジナルフレーズ完成、
ということのようだ。

よーし、それなら私が編曲してやろうじゃないか!

ちなみに私、作曲の経験はゼロであるであるからにして
言うまでも無く、編曲の経験もゼロである。
ゼロに等しい、とか、ほとんど無い、とかではなく
完全にゼロ。

ただし、5歳の時にピアノを習っていたので
楽譜は辛うじて読めたりする。

そんな素人が、編曲にあたって
まず何をするべきか。
私は農作業に従事しながら考えた。

まずは楽譜に起こさねば!
しかし、私には母のように
一度聞いた曲をピアノで再現するスキルはない。

と、なるとやはり頼みの綱はiPhone先生。
Appストアを検索してみると
使えそうなアプリがすぐに見つかった。

なんだかんだ使い始めてみて思ったが
やっぱり先生はすごい。いや、しゅごい。

【ScoreCloud Express】

2014-10-18 07.28.22

左下の録音ボタンを押して、iPhoneに向かって
鼻歌を歌うと、それを譜面に起こしてくれるアプリ。

早速登録を済ませ起動、
録音ボタンをポチッとな。

オッホン。
ンン゛ッ!

「♪おし~りフ~リフ~リ~」

ワンモア!

「♪おし~りフ~リフ~リ~」

停止。
しばらくすると、楽譜が表示された。

2014-10-18 07.22.44

おぉーっ!
多少音が外れている箇所もあるが
これだけできれば及第点。
『おしりフリフリ』が『ミソラシラソミ』と判明したところで
次はいよいよ編曲チャレンジ。

はてさて、どうしたものか。
…でも、なんか楽しくなってきた!


謎の親戚

「来週、親戚来るんだってサ」

と、母。
いったい誰が来るのかと思ったら

「わかんない」

と、母。
いやいやさすがに、わからない人を
接待するわけにもいくまいよ。

「だって、会ったことないんだもん」

会ったことがない???
母が会ったことがないということは
必然的に私も会ったことがないことになる。
生まれて今年で26年になるが
まだそんな御前が残っておられたとは。

私が親戚と呼べる方々を思い返してみると
・駆け落ちして行方不明(2014.10.17現在)
・職業が戦士(ネットゲーマー)
・親の遺産でパチンコ通い(フリーター)
・宗教にハマって会話不成立(手かざしで実父に50万円請求)

といった具合に
ロクでもない感じになっているのだが
そこへ正体不明の親戚とくると
正直、警戒せざるを得ない。

そもそも数十年もの間
「親戚」として潜んでいただけでも
上の番付に加えて差し上げても
いいんじゃないかという個人的心証ではあるのだが
如何せん、私自身ちゃんとした職についていない故
あまり大きな声では言えないのも事実。

ここまでで判明している情報は
仙台市からお越しの老夫婦ということがほぼ全てを占める。
名前も、女性の愛称しか知らされていない。
つまるところが、本名不明、経歴不明。
おそらく祖父あたりに聞けばわかるのかもしれないが
私にとってその人がどういう関係にある人間なのかすら
知らされないまま、当日を迎えることとなる。

はてさて、いったいどうなることやら…。


プロジェクターに出力されない

職場にて。
しばらく事務所がざわついたかと思ったら
どういうわけか、その中から私を呼ぶ声が上がり
その呼びかけに応じるカタチで
私は参上仕(つかまつ)った。

「ノートPCからプロジェクターに出力されないんだ!」

その言葉で、私は状況を理解した。
しかし待って欲しい。
いくら私がメガネをかけているからといって
決して機械に強いわけではないのである。

むしろ初めての機械を扱うことに関しては
ヒトの数倍理解に時間をかけてしまう質(たち)なのだが
そのプロセスがどうやら
マシントラブルの対処と相性が良いらしい、という
ただそれだけのことであって
外観がオタクっぽいから機械に強いわけではないのである。

「これじゃあ午後からの講義に間に合わないよ!」

制限時間は2時間半。
いつぞや「Skypeがつながらない、20分以内になんとかして」と
言われた時を思い出せば、なんてことはない。
余裕のよっちゃんである。

困っている本人は相当焦っているらしく
誰がこのプロジェクターを持ってきたかをつきとめて
本部に連絡したり、更なる助けを求めたりと
見ていて気の毒になる程であった。

そんな講師を横目に
出力されない原因を考える。

プロジェクター側で入出力表示画面を展開するも
PC側からの入力信号は「なし」となっている。

コネクターがしっかり入っているか確認するも
異常は見つけられなかった。
PC側のコネクターは「出力」にしっかり挿さっているし
プロジェクター側もちゃんと「出力」に挿さっている。
何も問題は無い。

…んん??

問題は、無い、のか??

よくわからんけども
PC側が「出力」して
プロジェクター側も「出力」して
お互いに出力してたら
ケンカになるんじゃないのか??

と、思い
試しにプロジェクター側のコネクターを
「入力」に挿し直してみると

事務員「あ、映った!」

なんと事態が解決。
コネクターを挿した本人、すなわち
気の毒になるほど焦っていた講師に話を聞いてみると

「いやー、オレ、機械弱くてさぁ!
 挿さればなんでもいいと思ってた!
 これは赤っ恥だ!ありがとう!」

との豪快な回答。
私も負けじと

「いやいや、私も機械音痴なものですので」

と応答してみたのだが
今回もまた、誰一人としてその言葉を信じる者はいなかったという。


Jabra EASYVOICE

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というわけで、やってきました注文の品。
Jabra EASYVOICE
お値段1,873円也。

電源を入れるとすぐにiPhone6に認識されたので
そのまま接続。

さて、本題はここから。
通話ボタンを長押しするとーー

siri「ご用件は何でしょう?」

なんと、遠隔でsiriが起動!
これにはさすがの所長も拍手!
しかし、感動に浸っているヒマは無い。
昂る感情を抑え、ヘッドセットを通してsiriに指示。

「助手にFacetimeオーディオして!」

siri「助手さんにFacetimeオーディオコールをかけています…」

(※Facetimeオーディオ:iPhone同士で使える無料通話。)

助手「はい、もしもし?」

ふおおおおおおおおお!
すげぇえええええええええ!
一度もiPhoneに触ることなく
助手に電話(しかも無料通話)することに成功。
私が北海道で農業やってるうちに
時代はここまで進化していたのか…!

これは農作業で活躍の予感…!?

siriは日本ではあまり受け入れられなかったコンテンツだと
父は解説する。
まぁ、考えてみれば首都TOKYOで

「明日の会議の場所が変更、をリマインド!」とか

「嫁にfacetimeオーディオコールかけて!」とか

言いながら街を歩く日本人は
あまり想像できない。
東京を語れるほど東京にいるわけでもないけれども。

しかし、畑で一人農作業。
この状況であれば、
恥ずかしがり屋の日本人であっても
siriを気兼ねなく使えるのではないか、と考察する。


Bluetoothのイヤホンマイクをつけて農作業

まだ北海道にいた頃に
ワゴンセールで投げ売りされていた
Bluetoothのイヤホンマイク。

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使うことはまずないだろうと思っていたが
どうやら出番が来たようだ。

これを使ってiPhoneに触れることなく
通話ができたなら
それはもう便利に違いない。

農業的な視点で見ても
トラクター運転中にも着信に気づくことができたり
泥や何かで汚れた手でiPhoneに触らずに通話できたりと
何かと利便性の向上が図れるはず!
(※トラクターの運転席はエンジン音でうるさいのだ)

と、いうわけで
注文した、siri対応の片耳イヤホンマイクが到着するまでの間
試しにワゴンセールのイヤホンマイクを装備して
実際に農作業現場へと足を踏み入れてみた。
(※ただ耳に装備しただけで、iPhoneとは未接続)

しかし。
実際にやってみるとコレは…
片耳がほぼ塞がっているため
同僚の声がわかりづらい。

聴覚優位的にもちょっとマズい。
視覚優位でいうところだと
おそらく片目で作業しているに等しい不便さ。

これはそのうち事故(ミス)を起こしそうなので
装備、解除。

うーん…どうやら共同での作業には
あまり向かないシロモノのようだ。
…便利なニオイがするにも関わらず。

いっそのこと、開き直って
『1人仕事専用』とでもしてみようか。


粋なプレゼント、妙なプレゼント

「ほい、どうぞ」

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パッケージが写り込んでしまうと、
光の速さで身バレしてしまうであろう
こちらのビンに入っているのは
紛(まご)うことなき無き『パプリカジャム』!

試食ナシでの初見では
ちょっとひいてしまうかもしれない
こちらのジャム、響きに反して
なかなかイケるヤツなのだが
今回、これを助手にプレゼントして
様子を窺うことにした。
果たして、お菓子のプロフェッショナルだった
助手にはこのジャム、どう映るのか!?

祖母「はい、どうぞ」

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パッケージだけで私にダメージを与えていった
こちらの『ヒグマの鼻くそ』は
小学6年生の従兄妹(北海道在住)から。
修学旅行(道内)のお土産ということで
祖母を経由していただきました、ありがとう!

小学5年生にして流暢な敬語を話す知性的な彼女は
その知性が交友関係に影響してしまっていると
聞き及んでいたのだが
これほどのユーモアがあれば
何の心配もいるまい。
おにーちゃんは安心したぞ!

まだ2回しか会ったことないけれども
3回目が訪れた時、
必ずやヒグマの鼻くそを超える
奇天烈なものをプレゼントしてみせようぞ!


農業におけるiPhoneの課題

最近日本でもブイブイいわせているiPhoneだが
防水、防塵、耐衝撃のどれも備わっていないそれは
農業界においてはしばしば敬遠されている。

「作業中に携帯したら壊れそう」

「雨の日の作業で死亡するのが目に見えている」

これらは業界ではよく聞かれる声であり
実際私もこれまでiPhoneにすることを意図的に
避けてきたひとりでもある。

しかし、
クリエイターならiPhoneくらい持っておけ、
との、父からの声を受けて
こうしてiPhoneユーザーとなった今
どうやら私は本格的に現場に復帰するであろう
残り半年のうちに、
それらの問題を解決しなければならないようだ。

そんなわけで
『他の農業人が羨むほどのiPhoneユーザー』を目標に
農業でiPhoneを有効活用するためのスタイルを
提案していくことを、この場で誓うこととする。

所長


青リンゴゼリー(2.6リットル)

3人目のメンバーであるHawkA(研究員)との出会いは
かれこれ21年前、5歳の時になる。
お着替えしないことで有名だった彼は
その日も体操服から通常服に着替えることをせず
教室の隅でうずくまっていた。

「おまえ、こどもはそとであそばないとだめなんだぞ」

そう言って、私は彼を外に連れ出した。
以来、なんだかんだ21年経って今に至る。

そんな彼が、本日10月11日
26歳の誕生日を迎えることとなった。
聞くまでもなく、彼の好物が
青リンゴゼリーであることは百も承知である。
そして社会人となってからは
どうにもロマンを追求しているようなので
誕生日プレゼントのコンセプトは考えるまでもなく
「ロマンに溢れた青リンゴゼリー」となった。

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はい、準備完了。
容器として用意したのはプラスチック製の漬物樽。
助手いわく、これに直接熱湯を注ぐのは危険なので
鍋にゼリーの素と熱湯を入れた上で
粗熱をとってから容器に移すこととした。

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完成!
内容量は26歳にちなんで、2.6リットル!
説明書によると、
通常は約100ml容器に作るそうなので
単純計算で26倍の大容量お得パック!
バケツで青リンゴゼリー。
これぞ男のロマン、に違いない。
たぶん。

仕事の都合で、直接会えるのが
11日の午前1時しかないということで
半分以上眠った状態で
当該時刻に漬物樽を持って本人宅へ。
深夜に変な樽を抱えてフラフラと大通りを歩く私の姿は
おそらく周囲の目には奇妙に映ったことだろうが
なんとか通報されずに辿り着くことができた。

「誕生日おめでとう!」

暗闇でそれを受け取ったHawkA氏。
フタを開けるなり満面の笑みを浮かべ
フタを一旦閉じ、さらにもう一度開けて、爆笑。

うむ、その笑顔が見れて、私は満足である。
さぁ、寝なければ。直ちに。
翌朝早くに出勤することになっていた私は
彼に再び祝いの言葉を投げかけつつ
足早に来た道を引き返したのだった。
めでたしめでたし。


ただいま製造中につき

現在、友人の誕生日プレゼント用に向けて
好物の青リンゴゼリーを製造しております。

多忙につき本日の記事はお休みさせていただきます。

尚、製造の過程につきましては
明日の記事に掲載予定となっております。

所長