聴覚過敏

1991(平成3)年のある日。
親の友人の結婚式の二次会だったかで突然ライブ演奏が始まると
私はそれまで夢中になって食べていたパイナップルを
すべて床に撒き散らすこととなった。
(※お食事中の方、ごめんなさい)

当時3才だった私が起こしたこの事件は
周囲に違和感を残しつつも
単なる「食べ過ぎ」として扱われ
そのまま23年もの月日が流れた。

2014年夏。
助手に誘われて行った初めてのライブコンサート。
優秀な読者であれば(あるいはそうでなくとも)
もう次の展開に察しがついてしまったことだろう。

なるべくしてなったというべきか、
演奏開始とともに私は客席でただひとり、
正体不明(※当時)の吐き気に襲われ
その場でうずくまったまま動けなくなってしまった。

聴覚過敏。

簡単にいうと、音のアレルギーみたいなもの。
私の場合は重低音を大音量で聞くと発症する(吐き気をもよおす)模様。

26才にもなって、まさか自分の体をわかっていなかったとは
ええぃ、情けない。
せっかく誘ってくれた助手にも悪い思いをさせてしまって
本当に申し訳ない。

どうやら私はまだまだ、自身の身体について深く知らなければならないようだ。

試験管栽培50日目

すっかり報告が遅くなりました。
試験管にタネをまいて、今日で90日目。
あまりに報告を放置してしまったので
まずは50日目からご覧ください。

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と、いうわけで
このようにバッチリと成長しました。
どうやら、理論は間違っていなかったようです。


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取り遅れたオクラの調理法思案

縦に切って干してみたものの
堅いものは堅いに違いない。

というわけで食べ方を考えなければ
結局廃棄することになりかねない。

早速google先生に
「オクラ 取り遅れ」で検索をかけてみるも
なんと本ブログが最上位検索結果に。

ありがとうございます!

…じゃなくて!
「オクラ 取り遅れ レシピ」で再度検索するも
取り遅れると食べれなくなるですよ、
という注意書きがほとんどで
どこまでいっても収穫ナシ。

どうやら現状、取り遅れたオクラはゴミ扱いということらしい。
実際そのまま食べたドライオクラも筋張っていて
大しておいしくなかったさ。
でも、だからといって諦める気はサラサラないさ。
血液はサラサラだけど!

だってそれって、もし美味しい食べ方見つけたら
私がサイキョーってことになるじゃない!!

まず挑むとなれば、「浸し」系の料理だろうか。
これは素人ながらの勝手なイメージなのだが
乾燥させて調味液に浸すと
なんだかとってもいい感じに浸せると思うのだ!

ドライオクラのアクセサリー試作

輪切りにして干してみたオクラ。
乾燥させたといっても、やはり硬いもの硬く
筋張っていてとても食べられたものではなかったので
職場にUVレジンを持ち込み、ヒートンを打ち込んでから固めてみた。

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あふれ出るコレジャナイ感。
乾燥させるとどうしてもタネが汚くなってしまうので
いっそのことピンセットで取り除いて
ビーズか何かを詰めてみようかしら。
これは助手に相談した方が早そうだ。

ちなみに、コーティングする場合
レジンで固めてからヒートンを打ち込むと
固まったレジンが浮き上がってきてしまうことがあるので要注意。


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ブログネタ提案アプリ

雑記と称した記事も、今日で4日目。
別にネタに困っているわけではないのだが、ブログネタ提案アプリというものを思いついた。

「A」の「B」

このAとBに何かしらの語句がランダムでそれぞれ出力される。

例:「明日」の「天気」

あとは出力結果を記事タイトルにして
自分の思ったことを書いていけばいいので、お手軽である。
(頭の体操にもなる?)
これなら語群をそれなりに用意するだけで様々なバリエーションができそうだ。
最近のタイトル傾向を汲み取ったりしていくと

・「A」が「B」できるようになるためのたった「C(数字)」つのこと

・なぜ「A」の「B」は「C」なのか

・私が「A」しない理由

・「A」の「B」に騙されてはいけない

上記のように応用できるかもしれない。
あとは必ず入れなければならないキーワードなんかを
出力できるようにしても面白いかもしれない。
時間ができたらApp Inventor2でやってみようっと。

取り遅れたオクラの行方

これまで「んほー!星型キレイー!」とか言って
何の気ナシにテンションMAXで輪切りにしていた私だが、
オクラは一本干しが旨いらしい。
新聞のコピーを片手に出勤してきた先生が教えてくださった。
先生も地味にノリノリである。

その記事によると、
ヘタの回りの茶色い部分を切り取ったオクラを1日乾燥させると
旨みが凝縮されてチョベリグ(死語)らしいのだが
それは本来のオクラでやる場合の話。
こちらをご覧いただきたい。

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まず注意していただきたいのは
ペンが小さいのではなく、オクラが大きいということである。

どんだけデカいのよ、ってね。
少しはわきまえてほしいものである。

このように取り遅れて巨大化してしまったオクラでは
可食部が硬化して、おそらく記事にあるような感動は
到底得られないと思われるのだが、
どのみちこのまま廃棄される運命にあるオクラなので、
とりあえず乾燥させてみようと思う。
(廃棄ロスの削減とか言っちゃったことだし)

とはいえさすがにまるまる1本やるのはアレなので、
縦半分に切って干しカゴへ投入。
投入、投入。ひたすら投入。

はてさて、どうなることやら。

探して干そう、乾燥野菜

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赤、紫、黄、緑。
昨日とは打って変わって
鮮やかで、賑やかになった干しカゴ。

気になるその内訳は――
長ネギ、打木赤皮カボチャ、オクラ、
パプリカ、剣崎なんば、芋茎(ずいき)。

公的機関を探し歩いただけあって
さすがにラインナップが石川県。

ちなみに芋茎、母乳がよく出るようになるとかで
私が生まれたばかりの頃は、母も常食していたそうな。

取り扱いがわからず、とりあえず短くして放り込んできたものの
どうやら干し芋茎は皮を剥くのが正解だった模様。

芋茎に限らず、全ての野菜をなんとなく切って
なんとなく干してしまったが
少しはちゃんと勉強した方が良いのかもしれない。

乾燥野菜序章

「干しカゴぶら下げてもよいですか!?」

出勤早々、私がそう言い放つと
上司は顔をしかめてこう言った。

「あぁん!?」

上司は別に喘いでいるわけではなく
まーたこいつは何を始める気だ、と
私のヘラヘラした顔を見て疑心暗鬼になっている模様。

まぁ、以前この施設の乾燥機をバラバラに分解して
元に戻せなくなった前科があるだけに、無理もない。
だからこそ、今回は壊れようのない干しカゴを持参したのだから。

乾燥野菜の勉強、廃棄ロスの削減を訴えるかたちで
お願いしてみると、意外にもガラス温室の使用許可が出た。
てっきり暗くてジメジメした地下室でやれとか言われるかと思いきや。

許可が下りたので、何を入れようかと考えていると
センター長が、これなんてどうかしらと何かを手にしてやってきた。

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…いや、ホントになんだこれ!?
写真じゃわかりにくいけど、1メートルはあるよ!?

その場で「芋茎(ずいき)」の説明を聞いた。
要はサトイモの茎で、酢の物にして食べるものらしい。
仮にこのまま料理下手な母のもとに持ち帰ったとしても
夕暮れ時に大惨事になってしまうことは目に見えている。
ともすると、なんとかして職場で消費せねば。

どうするかは乾燥した後に考えるとして
わざわざ畑で収穫して持ってきていただいたので
(しかもセンター長直々に)
とりあえずそのまま水道水で洗って
適当にハサミで切って、乾燥カゴへ投入。

よーし、初っ端から1メートル超級が来て雲行きが少し怪しいが
引き続き、職場を回っていろんな野菜を調達してみるとしよう。
農業関連施設万々歳!


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心機一転

ブログを強くするには、とににもかくにも
どうやら3ヶ月間 毎日更新するのがよろしいとかで(ふーん)
開設してから明らかにそれ以上経っているこのブログも、

もし毎日☆更新されていれば

既に強大なエネルギーとか、エネルギーやらを
どこかに秘めていたはずなのだが
残念ながら「3日坊主」として町内会でも有名な小生には
そのようなスキルの持ち合わせがあるはずもなく
実際問題、記事の更新はすっかり停滞し
現在に至っているわけである。

ただひとつ、はっきりしていることは
別に上記でエネルギーを2回言う必要なかったんじゃないかということである。

そんなことよりきっと
腕相撲が強くなれば強いブログになるに違いない!(白目)

というわけで、皆さまお久しゅうございます。
所長でございます。
なんだかんだ、1カ月以上空いてしまいました。
気づけば当ブログはハンドメイドブログの様相を呈し
検索ワードなんかを見るとレジンやらスノードーム関連で
このブログに迷い込んでくる子羊さんたちが多いようです。
どもです。

上の方にも書いたように、3日坊主で有名な私が
3ヶ月に挑戦するなんてのはまったくもって無謀な話なのだが
仮に挑戦するとして、ネタ切れ必至の状況を
どうするか考えなければならないわけで

かくなる上は、私と助手のめくるめくラヴロマンスを
暴露する他に手はあるま(この先は血で汚れていて読めない)

かくなる上は「雑記」と称して構想中な何かや仮説やらを
吐き出して行こうではないか。

さて、ここで問題です。
所長の連続投稿記録はいつまで続くでしょう?

はじめてのレジンクラフト

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「やったーっ!できたぞーっ!」

はてさて、不器用な初心者がレジンでいったいどこまでやれたのか。
実験結果をここに書き綴る前に
実際に作ってみて準備が足りなかったと感じたので
まずは前回(準備段階)の補足から入ろうと思う。

補足1:ヒートン

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SSサイズ、1個25円。
造形した樹脂にねじ込んで、何かしらの取っ掛かりとするための部品。
ホームセンターや100均を回ってみたが
直径1ミリのものともなると、さすがに手芸店の管轄となるようで。

補足2:鉄工用六角軸ドリル

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1個440円。
ネット上では「ピンバイス」が推奨され
手芸店においてもそれが1480円+税で販売されていたが
金の無い若者には手が出せず。
そこでホームセンターへ赴き、電動ドリル用の六角軸ドリルを購入。
ドリル軸はヒートンに合わせて直径10ミリのものをチョイス。

もちろん電動ドリルなんてハイテクなものは持っていないので
ドリル単体で使用。
特に不都合は感じられず、快適に穴を空けることができた。

補足3:UVボックス

UVライト(216円)+ボックス(108円)=324円。
効率良くUV光を当てるべく、市販のUVランプ(2540円+税)を参考に
100均で購入したタッパーを改造。

#1# タッパーの内面にアルミテープを隙間なく貼り付け、
#2# 前回制作したUVライトが引っ掛かるようにフタに穴をあけた。
もちろん、フタの内側もアルミテープで処理する。
さらに、#3# フタの穴から光が漏れないように
アルミホイルで「フタのフタ」をして、完成。

#1#
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#2#
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#3#
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ボックス内で放たれた光を、アルミテープが全反射するため
効率良くUV光を照射できるという仕組み。
見た目がものすごく安っぽくなってしまったのは
この際目を瞑るとして、機能面は申し分なし。

ちなみにアルミテープは映画泥棒の頭を作った時に
100均で購入したものを使用した。

補足4:シリコンモチーフ

DSC_0274

手芸店にて、1つ約300円で購入。
ボタンを作った時のように、おゆまるを使う手もあるが
成型後の整形処理の手間や、耐久性を考慮すると
市販品に頼った方が無難であると思われる。
タイムイズマネー。

補足といっておきながらこのボリュームであることは
さておくとして、以上が前回の補足。
ここからはいよいよ作品をご紹介。

作品1 【ドライフルーツアクセサリー】

DSC_0269

いつぞや作ったドライキウイを使ったアクセサリー。
制作費用推定90円。
いただきもののキウイを自前で乾燥させたため
出費はヒートンとUVレジンのみ。

ドライフルーツに限らず、乾物であれば
UVレジンをコーティングするだけで
簡単にアクセサリーにできるようである。

やり方は簡単。
UVレジンを塗って、UV光を当てるだけ。

作品2 【ウサギ型】

DSC_0271

待ってました工業用!
二液性ポリエステル樹脂に硬化剤を入れて良く混ぜ
ウサギ型のシリコンモチーフに流し込み
3日ばかり待てば完成!
気に入らない部分はヤスリで削って整形してから
クリアラッカーを塗ってやればオーケー。

作品3 【ドライフラワーアクセサリー】

ドライフラワーは買うと高いのだが、
「高いものは作ってしまえ」というのがもはや
Wonder Laboratoryのセオリーとなりつつある。
もちろん今回がその例外となるはずもなく
手芸店でドライフラワー用のシリカゲル(1400円)を
助手と割り勘(1人あたり700円)して購入し、500gずつ分配。
各々が各地で収集した花をシリカゲルに浸けこむこと1週間。
ドライフラワーが完成。
それを用いて作ったのがこちら。

DSC_0272

以下、作り方。
丸型のシリコンモチーフにUVレジンを
シリコンの底面を覆う程度に流し込んで、UVボックスへ。
固まったら、UVレジンを更にその上から流し込み
アジサイのオリジナルドライフラワーを
ピンセットを使って配置、UVボックスへ。

固まったら、ドリルでヒートンの分だけ穴を空ける。
ドリルを抜くと、空けた穴が見苦しいことになるので
爪楊枝の先にUVレジンを少しとって、
穴の中に突っ込んでクリアカラーに戻してやる。
さらに、ヒートンの先にも同様にUVレジンをつけて
そのままねじ込んでやると、綺麗に入れることができる。
ヒートン部分のUVレジンをUV光で固めたら
あとは必要に応じて整形&クリアラッカー塗布で完成!

※ドリルを使わずにヒートンをそのままねじ込むと、
 途中で折れるので注意。

以上が所長が初めて作った作品たちである。
しかし、まだ一歩目。
これではまだ助手の作品に勝ったとは言い難い。
目指せ、ステップアップ!
どうやら、勢いだけで買って未だその封を切られていない
「プチレジンスペシャルボックス」を開封する時が来たようだ。